こんにちは、Ayamiです。
今回は、私ワーキングプアかも…ワーキングプアの原因と対処方法について紹介していきます。
「働いても働いても生活が豊かにならない」
「働いているのに生活がいつも苦しい」
「生活するのに十分な給料がもらえていない」
など、働いて得たお金である給料は、あなたの生活に直結してきますが、その給料が足りない…生活が苦しい…となっている方は、多いです。
今回は、ワーキングプアの原因や今の状況を脱出するための方法を紹介していきます。
ワーキングプアとは…
まず、ワーキングプアとは、正社員や非正規社員問わずきちんと働いているにも関わらず年収が200万円以下の人を指しています。
年収200万円というと、毎月手取り15万円くらいでボーナスなしになります。
毎月手取り15万円で、一人暮らしをするとなると地方では生活できますが、都市ではかなり生活が苦しくなります。
ワーキングプアは、生活に余裕がない中で一人暮らしをしている人もいますが、実家暮らしの方が多いです。
実家暮らしだと、生活費の中で大きな割合を占める家賃・光熱費がかからない、もしくは一部負担することになるので、出ていくお金は少なくなり、一人暮らしと比べると生活に少し余裕が出ます。
逆にいうと、お金がないので実家を出られない状況になっているとも言えます。
ワーキングプアになりやすい人の特徴
ワーキングプアになりやすい人にはどんな特徴があるのでしょうか。
ワーキングプアになりやすい人の特徴
- 両親が過保護
- 頼れる人が居ない
- 精神的に疲弊している
- 将来のビジョンがない
- 考え方が否定的かつ受動的
両親が過保護すぎてしまうと、子供の就職先や就職活動に口を出され結局両親の言いなりになってしまいます。
両親は、高度経済成長の時期に就職をしているため今よりも楽に良い会社に入ることができましたが、今はそうではありません。
両親が昔の考え方のまま子供の就職に口を出してくるため、「両親が納得するような企業でなければいけない」と思い込んでしまっているケースもあります。
また、そんな環境の中就職活動をしても、当然大企業に入社することは狭き門です。不採用通知ばかり届き、だんだん精神的に疲弊してきてしまいます。
また、小さい頃から両親の顔色ばかり伺ってきたので、両親の言いなりになることが良いことと潜在的に思い込んでしまっており、自分の将来のビジョンがなく、考え方も偏ってしまい何事にも否定的になってしまったり、受動的な性格になってしまっています。
近年、高学歴のワーキングプアも増えており、ワーキングプアのほとんどは、正社員を目指していたが希望が通らなかった人で、真面目な人が多く自分自身の状況に愕然としている人が多いです。
ワーキングプアが増加した原因
ひと昔前は、「ワーキングプア」なんて言葉は存在していませんでした。
なぜここにきて、ワーキングプアが社会問題になるほど増加し、「ワーキングプア」という言葉ができたのでしょうか。
ここでは、ワーキングプアが増えた原因を紹介していきます。
ワーキングプアが増加した原因
- 非正規雇用の増加
- 企業の人件費削減
- 就職氷河期の到来
これらが指摘されています。
それぞれ詳しく解説していきます。
ワーキングプアが増加した原因①; 非正規雇用の増加
雇用者に占める非正規雇用の割合は、2018年時点で38%を占めています。
会社は、非正規雇用者に対して、長期的な雇用を見込んでいません。
そのため、非正規雇用者は十分な教育が受けられず、単純労働を強いられます。
たとえ能力があったとしても、スキルを発揮する場所や向上させる機会が非正規雇用者にはありません。
そのため、非正規雇用者が同じ会社で長く働けたとしても正社員のように収入は上がりません。
ワーキングプアが増加した原因②; 企業の人件費削減
高度経済成長時やバブルの時は、モノを作れば作るだけ売れた時代です。
しかし、高度経済成長が止まりバブルが崩壊した後は、モノをたくさん作ってもモノが売れない時代になりました。
そのため、多くの会社は経費を削減し、なんとか会社を存続させていこうと方向転換したのです。
その時に経費削減の一環として人件費削減を行いました。
正社員は、法律で簡単にリストラすることができません。
将来が見通せず、長期的な雇用が難しいと判断した経営者たちはこぞっていつでもリストラでき賃金が安い非正規雇用者を雇用し始めたのです。
こうした背景から、非正規雇用が増加し、今ではこれがワーキングプアの大きな原因とされています。
ワーキングプアが増加した原因②; 就職氷河期の到来
かつて日本は、大学を卒業しても就職先がない就職氷河期が到来しました。
この影響は非常に大きく、就活生たちがどんなに頑張っても切り抜けられない状態で正社員として雇用されず、やむなくフリーターとして働かざるを得なかった人が多く居ました。
現在は景気が回復したので、就職氷河期に上手く就職できなかった人達も転職の余地があるのではと考える人もいるかもしれませんが、長期的に非正規雇用だった人たちは、年齢に対して社会的スキルが不足していると会社から判断されることも多いです。
ワーキングプアを脱出するために…
現在ワーキングプアで苦しんでいる人たちはどのようにしてワーキングプアを脱出できるのか、ワーキングプアを脱出するためにやるべきこと・やった方が良いことを紹介していきます。
ワーキングプアを脱出する方法
- スキルを磨く
- 転職する
- 副業する
この3つの方法がありますが、それぞれ解説していきます。
ワーキングプアを脱出する方法①; スキルを磨く
転職するにしろ、正社員に登用してもらうなど方法はありますが、まずは、資格取得やビジネススキルを習得するなど自分のスキルを磨くことをオススメします。
非正規社員で働いていると単純労働が多いため、ビジネスで必要なスキルの習得は難しいです。
会社がそういう状況なので、自分でスキルを学んでいくしかありません。
なにかしらの特技や特徴・資格を持っているだけであなたのステータスにもなるので、転職活動が成功しやすくなります。
また、資格を取得することで自分に自信を持つこともでき、一石二鳥です。
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ワーキングプアを脱出する方法②; 転職する
非正規雇用者になってから日が浅く、まだ若い20代であるのであれば転職をお勧めします。
転職市場では、若手である20代は今持っている能力やスキルというよりも、今後の成長を期待し採用されることが多いです。
特別なスキルや成果を持っていなくても採用されやすいのが20代ですし、非正規雇用者でも日が浅いとまだまだやり直しが効くと企業は評価してくれます。
いきなり転職活動をするのは気が引けるのであれば、まず、転職エージェントに相談し、情報収集をすることをオススメします。
転職エージェントに登録し、相談することで転職市場の動向や自分の市場価値が客観的に評価してもらえます。
さらに転職エージェントは転職市場のプロ集団にも関わらず、相談やサポート体制が充実しているのが特徴で、しかも完全無料で相談したり、サポートをしてくれるんです。
こういったサービスを使わない手はないですよね。
転職エージェントに登録したから絶対転職しなければいけないというのもありません。
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ワーキングプアを脱出する方法③; 副業する
近年は副業も主流になってきました。
副業することで少し生活の足しになります。
今は様々な副業のサービスも登場してきていて、ユーチューバー、アフィリエイトやクラウドワークスが取り上げられていることが多いです。
しかし、副業の種類によっては、収益が出るようになるまで数年かかってしまうものや、単発で仕事を請け負えるものの単価が低いというものもあります。
どちらにしろ、最初は収益が出にくいのが特徴です。
一時的に稼ぎたいのであれば、本業とアルバイトのダブルワークの方が稼げますが、労働時間に左右されたり、平日は普通に働き、土日は副業のアルバイトとなると休みがないため体力的に厳しいです。
副業は、生活が安定した上で行うことをオススメします。
稼げる副業などを一応紹介しておきます。
>>履歴書不要・面接なしで単発バイトができるサービス; シェアフル
>>誰でもできて報酬ももらえる治験ボランティア; コーメディカルクラブ
>>在宅でできるアンケートモニター; マクロミル
>>安心・安全・高報酬のチャットレディ; ニューステージグループ
まとめ
いかがだったでしょうか。
「ワーキングプアは自己責任」という意見もありますが、誰もがワーキングプアになりたくてなったわけではありません。
ワーキングプア増加の原因は、日本の経済状況にも大きく影響されています。
ただ、ワーキングプアから抜け出すには少し背伸びをしてみることや少し挑戦してみることが重要です。
スキルアップすること・給料が今より高い企業へ転職することが近道となりますので、少しずつ転職活動を始めてみてください。
参考; 会社員はもう稼げない…会社に尽くしても報われない理由