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将来性のない会社の特徴とは..?衰退していく企業

こんにちは、Ayamiです。

今回は、将来性のない会社の特徴とは…?衰退していく企業についてご紹介します。

現在あなたが勤めている会社、もしかしてヤバイかも…と感じている人もそうでない人も居るかと思いますが、刻一刻と時代は変化していきます。

時代の変化に順応できない会社はどんどん衰退していきます。

私の会社も市場の縮小により大きな影響を受けている会社でもあり、これからどんどん衰退していくと予測しています。

今回は、私の会社の動向含め、将来性のない会社の特徴をご紹介するとともに将来性のない会社で働いている方への対策も合わせてご紹介していきます。

目次

  • 将来性のない会社の特徴
  • 将来性のない会社に働いている…そんなときどうする?
  • まとめ

将来性のない会社の特徴

将来性のない会社には特徴について詳しく解説していきます。

将来性のない会社の特徴

  1. 中小企業かつ同族企業・オーナー企業
  2. 長時間残業・労働を美化する会社
  3. 吸収合併を繰り返している会社
  4. 親会社頼りになっている子会社
  5. パワハラ・セクハラを放置している会社
  6. 女性が活躍していない会社
  7. 管理職が暇そうにしている会社
  8. 意思決定が遅い、仕事のスピードが遅い会社
  9. 経理の管理職や社員が続々と辞めていっている会社
  10. コストカットばかりする会社
  11. 給与制度をいきなり変える会社

それぞれ解説していきます。

将来性のない会社の特徴①; 中小企業かつ同族企業・オーナー企業

大企業の同族企業であれば待遇も良いので問題ありませんが、社長の身内がいきなり役員として就職してくるような会社は将来性のない会社です。

社長の息子が社長になるのであれば、まだ心理的な納得感はありますが、遠い血縁関係にある人がいきなり重要なポストに簡単に就くような会社は、将来性がありません。

これまで懸命に働いてきた社員の気持ちを無視するような会社であるということです。

トヨタや本田技研などは、同族経営をしていましたが、同族経営を辞めたことでさらに成長でき今の地位があります。

創業してから長いのにずっと同族経営でやってきている会社は、今後大きく会社が成長することもなければ、市場変化に対応できず衰退していく可能性が高いです。

将来性のない会社の特徴②; 長時間残業・労働を美化する会社

長時間残業・長時間労働を美化している会社も将来性がありません。

私の会社でも起きていましたが、上司が部下を適切に評価することができないので、どれだけ仕事を頑張っているかの評価として労働時間を評価に入れていました。

また、残業ばかりして仕事を頑張っている風に見せている社員を上司が高く評価し褒めるような風潮がありました。

しかし、こういった会社に将来性はありません。

労働時間ではなく、短い時間で利益を挙げた社員を評価するのが今の人事評価の主流です。

この時代の流れについていけない経営者・上司の下で働き続けると出世するために家庭を疎かにしてしまうことになったり、自分のプライベートな時間を取ることができなくなったり、出世を諦め早く帰ると評価されず不幸になります。

将来性のない会社の特徴④; 吸収合併を繰り返している会社

吸収合併を繰り返している企業は、内部がぐちゃぐちゃで派閥争いなどに巻き込まれます。

吸収合併した会社の社員同士で勝手に派閥を作ったり、入った後に派閥争いだけでなく、人事制度なども人によってマチマチなのでとてつもないストレスを抱えながら仕事をすることになります。

私が勤めている会社も私が入社する2年前くらいに吸収合併をしました。

吸収合併して10年ほど経つ今でも、派閥争いがありますし、会話の中で旧個社の名前が飛び交います。

吸収合併した企業も、片方は超絶ブラック企業で、もう片方は超絶ホワイト企業であったため、超絶ブラック企業だった人が集まっている部署ではいまだに超絶ブラックのままです。

結局、吸収合併したものの上手く融合できず、社内カンパニー制をとり完全に社内では別会社という形になっています。

また、吸収合併により人材の配置転換という名のリストラもどんどん進められています。

将来性のない会社の特徴⑤; 親会社頼りになっている子会社

大企業の子会社は、慣習上多くを出資している親会社から役員が出向してきます。

社長も親会社からの出向者で、子会社採用の社員はどれだけ頑張っても副社長で止まるのが現実です。

また、親会社からの出向者で溢れている子会社は特に危険です。

親会社で活用できない人材を子会社に押し付けるのです。

私の会社も子会社が数十社ありますが、子会社に出向させられている一般社員はみんな親会社で使えず、面倒を見切れなかった人材ばかりです。

どんなに子会社が頑張っても親会社の意向次第で経営状況など全て左右されてしまうのが子会社の宿命です。

将来性のない会社の特徴⑥; パワハラ・セクハラを放置している会社

パワハラ・セクハラを放置している・見て見ぬふりをしている会社も将来性がありません。

パワハラ・セクハラを防止するための法律が策定されていますが、それを会社として放置しているということはコンプライアンス意識の低い会社です。

コンプライアンスは、会社が必ず守らなければいけないルールでもあります。

必ず守らなければいけないルールを無視して、そのまま放置している会社は、守らなければいけないルールを守っていないため淘汰される可能性が高いです。

将来性のない会社の特徴⑦; 女性が活躍していない会社

かつて女性は事務処理、総務経理など部署に配属して、業務のサポートをすることがメインでした。

しかし、現代でも女性は、男性のサポートをすることが暗黙の了解で、男性を立てるような振る舞いを求められるのであれば、将来性がない会社です。

具体的には、お茶くみは女性がするものと暗黙のルールで当たり前という風潮がある会社です。

現代は、女性に積極的に活躍してもらい、女性ならではの高い能力で営業職や会社の重要な戦略人事を行う時代です。

女性を軽視している会社は近い将来衰退していきます。

将来性のない会社の特徴⑧; 管理職が暇そうにしている会社

現代管理職に求められているのは、実務も部下の管理も行うプレイングマネージャーです。

実務も部下の管理も行うため管理職が行わなければいけない仕事は膨大にあります。

しかし、そんな管理職が自分の役目を果たさずパソコンで遊んでいるのであれば、早く見切りをつけたほうが良いです。

これは、管理職の人本人の問題だけではありません。そんな人を出世させ管理職にした過去の上司・会社にも問題があります。

私の会社でも、ありました。課長がずっと就業時間中Yahooで趣味の車について調べているだけで全然仕事をしていませんでした。

そんな課長が最近出世したんです。アホらしいですよね。

管理職の脳内がひと昔前の昭和の時代で止まっている会社なので、今後の発展はあり得ません。

将来性のない会社の特徴⑨; 意思決定が遅い、仕事のスピードが遅い会社

意思決定するのが遅く、仕事のスピードが遅い会社は注意しましょう。

具体的にいうと、会議などで管理職が全く何も決めず「どうする?どうする?」と周囲に意見を求めてばかりで判断や決断をしなかったり、重要なことを後ろに後ろに持っていくタイプの管理職が多い会社です。

生産現場などでは、秒単位で製品を作ったり、管理して仕事を進めています。

管理部門がこのようなスピード感で仕事をしていても今後生き残れるはずないです。

将来性のない会社の特徴⑩; 経理の管理職や社員が続々と辞めていっている会社

経理の管理職・社員の入れ替わりが激しく、何度採用しても辞めていってしまう会社は危ないです。

不正に関わるのが嫌で辞めていく人が多いのが経理職で、経理職の退職者が多い会社は危険な会社である証拠です。

また、会社の経営状況や業績を一番把握しているのは経理職でもあります。

経理職がどんどん辞めていく会社の場合、倒産間近もしくは不正会計を行っている可能性が高いです。

将来性のない会社の特徴⑪; コストカットばかりする会社

経営が苦しくなるとすぐに残業時間の削減や経費削減、管理部門の人員を少なくしたり、営業ノルマをとてつもなく増やす会社があります。

目先のことにとらわれすぎているため、コストカットを行いますが全く先のことを読んで行動できていない証拠でもあります。

私の会社でも、コストカットの一環で残業規制されたり、カラーコピーが禁止になったり、現場で必要な発注品が制限されたりしました。

こういう状況では社員のモチベーションも下がってしまいますよね。

目先のことばかりに囚われている会社は将来性がありません。

将来性のない会社の特徴⑫; 給与制度をいきなり変える会社

先行きの見えない経営状況なので、いきなり年功序列を廃止して成果主義の賃金制度を導入しようとする会社があります。

これは、昇給額を下げることによる人件費削減のための逃げ口です。

私の会社では給与制度の変更ではないものの、人事制度が変わり、管理職の階層が一つ増えました。

社員の間では、「名ばかり管理職」と名付けられていて、管理職になって残業代が支給されないことをいいことにできた階層です。

一般社員が残業を30hr以上行うと、その「名ばかり管理職」の給与よりも多くなるようになっています。

会社は残業代が多くかかっているので、管理職を増やして残業代をカットしようとしていることが見え見えの制度です。

このような会社は、将来性がなく危ない会社です。

将来性のない会社に働いている…そんなときどうする?

もしあなたが将来性のない会社で働いている場合は、今の会社に長く留まることを考えるのではなく別の道を探していったほうが良いです。

今すぐに働いている会社を辞めるのではなく、会社の経営状況が危なくなる前に逃げれる準備をしておくことをオススメします。

具体的には、

  • 現職でスキルアップを目指す
  • 転職サイト・エージェントに登録して、転職市場の動向を把握する
  • 現職で転職時アピールできるような実績を作る

以上をお勧めします。

これらを行っておくことによって、何かあったときにすぐに実績もスキルもあるため転職がしやすくなります。

また、会社の経営状況が悪くなる前でも、早めに転職してしまうことを一つの手です。

転職は、年齢によって難易度も変わってくるため早めに動いた方が得であることが多いからです。

転職しようとしている方向けに、サポートが豊富で私がおすすめする転職エージェントです。

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参考; 転職が成功する人の特徴

まとめ

いかがだったでしょうか。将来性のない会社ずっと働き続けても明るい未来はないです。これから景気が後退していき、会社の規模関係なく生き残りをかけて勝負していく時代に突入しています。早めに見切りをつけて次の道に行くための踏み台として働き続けることをオススメします。

参考; 職場に居る働かないおじさんの特徴と対応策

参考; 職場に居る生活残業する人の特徴

参考; あなたの上司は無能?無能な上司の特徴