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正論で人を追い詰めてくる人…ロジハラをする人の特徴と対処方法

こんにちは、Ayamiです。

今回は、正論で人を追い詰める人…ロジハラをする人の特徴と対処方法について紹介します。

最近、正論で人を追い詰めることを「ロジハラ」と言ったりしています。

「ロジハラ」は「ロジカルハラスメント」の略称で、正論を振りかざして、相手を追い詰める行為を意味しています。

これは、ただ正論を言っただけでロジハラになるのではなく、他人の気持ちを考慮せずに正論を押し付けて、相手に必要以上のストレスを与えた場合、ロジハラになります。

正論ばかり言って人を追い詰めてくるような人や部下や同僚の気持ちや行動を考慮しない人、負荷・業務量の増加を想像できていないにも関わらず平気で正論を言い、それを求めてくる上司って結構いませんか?

正論で人を追い詰める場面は、ロジカルに考えることがビジネスの場面で起こりやすいです。

この記事では、正論で人を追い詰める人の特徴や具体例・対処方法について紹介していきます。

正論で人を追い詰める人の特徴

正論で人を追い詰めてくる人には、どんな特徴があるのでしょうか。

この特徴を理解することができれば、正論で人を追い詰めてくる理由がなんとなくわかるかもしれません。

正論で人を追い詰める人の特徴

  1. プライドが高い
  2. 負けず嫌い
  3. 共感力が低い
  4. コンプレックスが強い
  5. 自分の意見が正しいと思い込んでいる

それぞれ解説していきます。

正論で人を追い詰める人の特徴①; プライドが高い

正論で人を追い詰めてくる人は、プライドが高い人が多いです。

他人よりも自分の方が優れていると考えて、周りの人を見下していたり、自分の虚栄心を満たすために正論をふりかざします。

相手より少しでも劣勢に立つことが許せず、常に相手より優位で居たいという歪んだプライドを持っています。

そして、正論で周囲を論破することによって自分の優秀さや正当性を確かめているのです。

また、そうすることで、自分が優秀な人間だと周囲に示したいと考えています。

正論で人を追い詰める人の特徴②; 負けず嫌い

正論で人を追い詰めてくる人は、負けず嫌いな人が多いです。

例えば、薄々自分が間違っていると理解している時でも、自分が間違っているということを認めることができません。

「自分が間違っていた」と認めてしまうと相手に屈服したことになると考えてしまっています。

そのため、周囲から考えの間違いを指摘されたり、自分の考えに周囲が従ってくれなかったりしたとき、自分の考えの正当性をしゅちょうして相手を何とか論破しようとしてきます。

正論で人を追い詰める人の特徴③; 共感力が低い

正論で人を追い詰めてくる人は、相手の意見などに共感する能力に欠けていることが多いです。

共感力が低い人は、自分がされたらいやなことは他人にしてはいけないという考えが理解できず、また自分の言動によって相手がどのような気持ちになるのかを理解できません。

例えば、議論している場面で、相手と意見が対立したとしても、ほとんどの人は議論の際に相手の意見にも理解を示します。

そのため、議論が一方的になることは少なく、互いの意見の妥協点を探っていきます。

しかし、正論で人を追い詰めてくる人は、相手が何を言っても攻撃の手を緩めず、他人の意見を絶対に聞き入れません。

そのため、議論は平行線をたどり、相手が疲弊していきます。

正論で人を追い詰める人の特徴④; コンプレックスが強い

コンプレックスが強いというのも、正論で人を追い詰める人の特徴として挙げられます。

自分に強いコンプレックスを持っている人は、正論を振りかざすことによって相手より優位に立ち、一時的でも良いので満足感や優越感を得たいと考えています。

また、相手を論場することで、自分は相手より強いと思い込もうとしています。

正論で人を追い詰める人の特徴⑤; 自分の意見が正しいと思い込んでいる

正論で人を追い詰める人は、自分の意見が正しいと思い込んでいることが多いです。

自分の意見が一番正しくて、自分と違う意見は間違っていると考えています。

そのため、意見の対立が起きたときは、相手が間違っている前提で話を進めます。

相手としては自分の考えは全て聞き入れられず、ひたすら意見を押し付けられている状態です。

このような人と、議論や会話をすることはできません。

議論や会話という形をとっていても、それはあくまで一方的な自己主張でしかないのが特徴です。

正論で追い詰められる代表的なシチュエーション

これまで、正論で人を追い詰める人の特徴を紹介してきました。

正論で人を追い詰めてくる人の中には、プライベートや仕事関係なく常に正論を振りかざしてくる人もいれば、特定の状況においてのみ正論を振りかざしてくる人も居ます。

ここでは、具体的にどのようなシチュエーションで正論を振りかざられやすいのか、代表的なシチュエーションを紹介していきます。

正論で追い詰められる代表的なシチュエーション①; ディスカッションをする場面

ディスカッションの場面は、正論で人を追い詰める代表的なシチュエーションです。

ディスカッションの体を装い、些細な言葉尻を捉えたり相手の言ったことを曲解してそれを必要以上に責め立てて揚げ足を取ったり。。。

そもそも、正論で追い詰めてくる人は、まっとうな議論をすることを目的としておらず、相手を追い詰める・負けさせる・自分の主張を通すことを目的としてしまっています。

相手に執拗に攻撃するには、ディスカッションは絶好の場なのです。

正論で追い詰められる代表的なシチュエーション②; ミーティングなど報告の場面

ミーティングなど報告の場面でも、正論で人を追い詰めるという行為は起きます。

複数の人が集まるミーティングなどの場で感情的に怒鳴ったり、八つ当たりをしてしまうと問題になってしまうため、あからさまなハラスメントは控え、正論を振りかざし特定の人を攻撃してきます。

正論で追い詰められる代表的なシチュエーション③; 部下がミスを犯した場面

部下がミスをしたときも、正論で人を追い詰める行為は起きます。

誰しも多少なりともミスをするものですが、上司と部下という力関係が存在すると、それを利用して正論を振りかざし、理屈で部下を精神的に追い詰めようとする人もすくなくないです。

このような人は、共感力や思いやりがなく、さらに上司という立場を利用して、日々のストレスのはけ口にしている可能性が高いです。

正論で人を追い詰めてくる人への対処方法

正論で人を追い詰めてくる人をどう対処していけばよいのでしょうか。

正論で責められてしまったら、何も言い返せずにただただ耐えるということになってしまっては、あなたは徐々に精神的に疲弊していきます。

ここでは、正論で人を追い詰めてくる人への対処方法を紹介していきます。

正論で人を追い詰めてくる人への対処方法

  1. 矛盾点をつく
  2. 譲れる部分は相手に譲る
  3. 距離を置いて関わらない

それぞれ解説していきます。

正論で人を追い詰めてくる人への対処方法①; 矛盾点をつく

正論を言ってくる人に対して反論することは難しいです。

しかし、意外と以前言っていたことと違っていたり、筋が通らないことを言っていたりすることがあります。

相手が正論を言うのであれば、こちらも正論で返しましょう。

相手が反論できないほどの正論をこちらが主張できれば、黙ってくれることもあります。

ただし、このやり方は相手のプライドも傷つけることになるので、ご注意を。。。

正論で人を追い詰めてくる人への対処方法②; 譲れる部分は相手に譲る

正論で人を追い詰めてくる人は、コンプレックスが強く、誰かに認めてもらいたいと思っています。

そのため、こちらも正論で反論していると、反感を買い、余計嫌がらせをされてしまう可能性だってあります。

自分が認められるところは認めて、相手の言う通りにしましょう。

そうすることで相手はあなたが自分の言う通りに動いたことに満足します。

正論を振りかざしてくる人と上手くやり過ごしたいのであれば、戦うことは避け受け入れた方が早いです。

正論で人を追い詰めてくる人への対処方法③; 距離を置いて関わらない

正論を振りかざしてくる人に対して、正論で反論したり、受け入れるという話をしてきましたが、それを長く続けていると相手との関係が悪くなってしまったり、あなたが我慢する機会が増えストレスになってしまうことだってあります。

そのため、正論を振りかざす人とは、距離を置いて関わらないことが一番良い方法です。

どうしても関わらなければいけない時は、なるべく発言を真に受けないように心を守りながら時間が過ぎるのを待ちましょう。

もし、耐えられなくなってしまったら…

もし、正論を振りかざす人に耐えられなくなってしまったら、物理的にその人から離れることをオススメします。

物理的にその人から離れる方法は2つあります。

  1. 異動する
  2. 転職する

”①異動する”は異動のタイミングや異動先の部署を自分の判断で決めることができません。ましてや、異動するにしても、人の承認が必要だからです。人が「OK」と言わない限り異動は実現しませんので注意が必要です。

自分の意志で判断できるのは“②転職する“です。

転職は、難易度が高いと思いがちですが時代が変わり転職することも一般的になってきて求人数も増え、転職難易度も下がってきていますので、一度挑戦してみるのも良い経験になります。

いきなり転職活動をするのは気が引けると思うので、まず、転職エージェントに相談し、情報収集をすることをオススメします。

転職エージェントに登録し、相談することで転職市場の動向や自分の市場価値が客観的に評価してもらえます。

さらに転職エージェントは転職市場のプロ集団にも関わらず、相談やサポート体制が充実しているのが特徴で、しかも完全無料で相談したり、サポートをしてくれます。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

正論を振りかざしてくる人と話していると疲れますよね。

そして、どんどん自信が無くなってきたり、精神的に疲弊してきたりしてしまいます。

正論を振りかざしてくる人は、プライドが高く、共感力が低いため、一度「正論を振りかざしても大丈夫な人」と思われてしまうと、ずっと正論を振りかざし、精神的に追い詰めてきます。

もし、辛くて耐えられないのであれば、物理的に離れることをオススメします。あなたの精神状態が良好であることがあなたにとって一番重要で守るべきものです。

参考; 職場に居る自分を正当化する人の心理とあなたへの影響

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