出世

出世を諦めた人の末路

こんにちは、Ayamiです。

今回は、20代30代で出世を諦めてしまった人の末路についてご紹介します。

これは、私の会社で実際に起きていることをご紹介することで、状況を理解してもらい自分の人生どう生きていくかを考えてもらうきっかけになればいいなと思っています。

私の会社は、現在の売上は1兆3千億円、従業員数は単独で1万人を超えているメーカー企業で、日本の売上高TOP100位に入ってくるような会社で、業界最大手企業です。

また、私が働いている部門は、社長直下にありプロジェクトを遂行していく部門なので、社長が実行したいことがプロジェクト化され私の居る部門に実行依頼が来ます。

そんな特殊な部門に居るので、会社の動きや社長の考えを直接知ることができます。そんな私が自分のキャリアプランを考えたときに危機感を持ったのと同時に、ほとんどの企業・業界にも当てはまる内容です。

目次

  • 会社が実行しようとしていること
  • 出世を諦めた人の末路
  • 対処方法・対策
  • まとめ

会社が実行しようとしていること

今の日本は人口が減少しており、少子高齢化社会です。少子高齢化が進んでいるためどの会社も従業員の年齢構成は歪な形になっています。私の会社では、50代で約40%、40代で約30%、20代30代で30%の割合で、従業員の高齢化もかなり進んでいます。

出世を試みようとしても40代50代の人がポジションを取ってしまっているので、私たち2030代はポジションが空かずとても出世しにくい状況です。

そんな環境下で会社が実行しよとしていること

  • 希望退職
  • 人材の配置転換

この二つです。

希望退職は、40代50代向けですが、最近実施している企業が増えていますが今までの希望退職と少し変わってきています。簡単にいうと、希望退職の斡旋です。

具体的には、評価が低い(出世できていない)人に対して

あなたが活躍できるポジションを会社は用意できない

この会社であなたは活躍できない

近々希望していないポジションへの異動(左遷)がある

と上司から言われます。上司からの通告される際は、”こうやって対象者とコミュニケーションを取ってください”というマニュアルが存在したりします。

次に人材の配置転換ですが、これも評価が低い(出世できない)人に対して行われます。

評価が低い人が集められ、何百人単位で工場や倉庫に異動(左遷)させられます。そこで生産や倉庫作業など3K職場といわれやすい環境の職場で肉体労働をさせるような施策です。

出世を諦めた人の末路

今の20代30代は、40代50代の方がかなり居ますしポジションに空きがないのでなかなか出世できません。また、企業の多くは年功序列で出世・評価されていく部分も大いにあるので今の20代30代は評価されにくい・出世もしにくい状況が長く続きます。また、同世代同士で壮絶な出世競争も存在します。

それに耐えられなくなった人からどんどん出世や評価をされることを諦めて行ってしまうのですが、特に20代30代で出世を諦めてしまうと自分が4050代になったとき

  • 希望退職の斡旋対象として名前が挙がる
  • 全く関係ない部署に異動させられる(左遷させられる)

なんとなく20代30代を過ごし40代50代になってしまうと、気づいたときには会社から必要とされなくなり、やりたくない仕事も生活のために我慢して体にムチを打ちながら頑張るか、退職し無収入の中初めての転職活動をするか、の二択になります。

対処方法・対策

40代50代は、家のローン返済や子供の教育費などにお金がかかる時期です。そんな大事な時に会社を辞め無収入になるのはかなりリスクが高いです。また、やりたくない仕事も生活のためにやらざる負えないのはプライドが邪魔をする可能性もあります。

こういった施策は、会社が一方的に決めて実行するので、私たち従業員はどうすることもできません。

こうならないために、出世ができない・難しいと判断した方は今のうちから準備をしてください。

準備しておくこと

  • 貯金する
  • 生活水準を上げすぎない
  • 転職できる状態にしておく
  • 副収入を得られる状態にする

これを実施してください。貯金生活水準を上げすぎないは一時的に無収入になったとしても半年は生活できるようにしておくこと、収入が下がったとしても最低限生活ができるような状態にしておくことが大切です。

また、転職できる状態にしておくこと・副収入を得られる状態にしておくことは、今の収入が無くなっても別の方法で収入を得るということです。転職して、転職先からお給料をもらう・副業に注力してお金を自分で稼ぐなどです。これをいつでも実行できる状態にしておくことで、自分がもし希望退職を斡旋されたとき、もし左遷させられたときの逃げ道にもなります。こちらは、そうなってから動き始めても時間がかかってしまったり、上手くいくかもわからないので、そうなる前に準備をしておくことが大切です。

これから転職エージェントの登録を検討している方におススメの転職エージェント
  • 手厚いサポートが特徴的な転職エージェントで、面談対策や入社後にもサポートが受けられ人あたり平均10時間、求人内容も幅広くブラック会社は除外、優良企業のみを紹介していくれることが特徴のため、可能な限りサポートを受けたい、優良企業に転職したい方は、こちらの転職エージェントがおすすめです。
  • 所属アドバイザーの約6割が、エージェントランキングにてTOP10入賞経験があり、その所属アドバイザーから徹底した面接トレーニングが受けられ、驚異の内定率86%を誇っている。入社後の定着率は92%以上で、顧客からの満足度も高い転職エージェントです。
  • マイナビ唯一の20代専門サービスで、転職活動の始めから終わりまでサポート(キャリアカウンセリングから求人紹介・面接対策など)してくれ、企業の人事部とのネットワークが豊富で非公開求人が80~90%を占めている転職エージェントです。

参考; 転職エージェントを活用した転職の手順

参考; 20代30代に捧ぐ; 転職をおすすめする理由5選

まとめ

いかがだったでしょうか。今後、日本の経済は衰退していきます。会社は業績が悪くなると、希望退職や人材の配置転換を行い、現在かかっているコストを下げようといろいろな施策をします。その施策の中に対象者としてあなたが入ってしまうと、将来辛い思いをしながら働かなければいけなかったり、仕事を失ってしまったりします。今からでも良いので、いつでも自分が満足して働けるような場所を探すなど、準備を進めておくことをお勧めします。