出世

出世することだけを目指さない方が良い理由4選

こんにちは、Ayamiです。

今回は、出世することだけを目指さない方が良い理由を解説します。

会社に入って出世を目指すということは、いわゆるゼネラリストを目指すということです。

経営やその部署で必要な知識を得た後、部下を持ち、マネジメントや各部署と調整を行いながら結果にコミットしていくといった働き方をするのが、ゼネラリストの役割で主に中間管理職の方々です。

ここでは、ゼネラリストを目指すのは悪いということが言いたいのではなく、出世をするためにゼネラリストを目指すことは、長期的なキャリアを描いたときに行き詰まる可能性があるということをお伝えしたいと思ってこの記事を書いています。

出世することだけを目指さない方が良い理由①; 組織のシンプル化

今の企業の組織は、組織の階層がかなり多いですが、市場に目を向けると今後日本経済縮小であったり、テクノロジーの新可児より市場が変化するスピードも速くなっていっています。

そのため、会社は日本経済が縮小するために人材整理を行ったり、市場の変化がスピーディーになってきているためその変化に対応するべく意思決定の速度を速めていこうとします。

そこで、会社は、組織をシンプル化しようとします。組織のシンプル化することでは、人材整理とスピーディーな意思決定が可能になるからです、

例えば、全国に支店が分散している場合、それを地域ごとに2~5支店を管理するため支社があり、全支社を管理する本部があるとします。

指示系統も、本部→支社→支店となっているのでどうしても本部の決定を支店に伝えるまでに時間がかかってしまいます。

そのため、地域ごとに2~5支店を管理しているだけの支社を無くし、本部→支店にダイレクトに指示することで、支社で勤務していた人材が浮きますし、組織がシンプルになった分スピードを持って対応することができるようになります。

だいたい支社に居る人は、支店をまとめるため支店から出世した中間管理職の方が集まっているので、この方たちが人材整理(希望退職・実質左遷の異動)のターゲットになります。

出世することだけを目指さない方が良い理由②; 競合・ライバルが多い

ある一定規模以上の会社はどの会社も、部署の数・グループの数分中間管理職が居ます。

そのため、競合やライバルが多くなり、その分競争が激化します。

レッドオーシャン(競争が激化している領域)でライバルに打ち勝つには並大抵ならぬ努力が必要になります。

人生を仕事や会社に捧げる決意をしている人や仕事が趣味の人達と戦って勝つためには、あなたも生活やプライベートを犠牲にして働き、ライバルに食らいついていくことが必要です。

それにコミットできる人は良いですが、コミットできない人が大半だと思います。

早い段階で出世(ゼネラリストになること)を諦め、別の道を模索する・逃げ道を確保することをお勧めします。

出世することだけを目指さない方が良い理由③; 結果や実績でしか判断できない

中間管理職は、特殊な知識・技術を持っていないため、その人の人材価値を客観的に把握するためには結果や実績でしか判断できません。

結果や実績は認識にズレが生じやすく、あなたの結果や実績は、

本当にあなたが全て行ったの?

結果や実績を出すまでの道筋は、あなたの上司が全部描いてくれていただけじゃないの?

優秀な部下や他の部門の協力があったからでしょ?

と容易に疑うこともできます。

逆にスペシャリストは、知識がある・ない、技術がある・ないが一目瞭然です。

出世することだけを目指さない方が良い理由④; 自分の実力以外の影響が大きい

中間管理職(ゼネラリスト)のあなた一人が頑張って結果や実績を出すことは、会社組織に居る以上は難しいです。

優秀な部下や専門的な知識を持っている部下に仕事を任せたり、他の部門の協力を得たりすることで、最終的に結果を出すことができます。

そのあなたの周りにいる部下や他部門との関係性で、あなたが結果や実績が出せるか出せないかが決まってしまいます。

特に、異動や転職などにより環境が変わってしまい結果や実績を出せていた人が出せなくなる現象が良く起こります。

これは、部下の知識・スキル度合や他部門や上司との関係性が変わってしまって起きるものです。

結果を出せないのは、あなたの実力のせいでないにしろ、あなたの実力以外での要素で大きく変動してしまいます。

まとめ

いかがだったでしょうか。出世をするためにライバルと熾烈な競争をしつつ環境によって変わる結果や実績を追い求めて心身共に疲弊しても最終的に人材整理のターゲットになりかねません。出世を目指すのも悪くないですが、スペシャリストの道も視野に入れることをお勧めします。スペシャリストは重宝されやすいですし、職を失うリスクも低いです。

今後スペシャリストの道も検討していく方は、スペシャリストになるための近道として資格取得をお勧めします。資格を持っていると、その分野・領域で知識・スキルがある証明にもなるからです。

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参考; スペシャリストを目指した方が良い理由4選