こんにちは、Ayamiです。
今回は、出世を諦めると人生が楽になる4つの理由をご紹介します。
突然ですが、みなさん出世したいですか？それとも出世したくないですか？
私は、出世を諦めた側の人間です。
ほとんどの人は、会社に入社すると「これから仕事を頑張って出世するぞ」と意気込んで仕事をしていきます。
それと同時に始める壮絶な出世競争、出世するための会社の仕組みを知り、絶望する方も多いですが、「その中でやっていくしかないんだ」と思い頑張って仕事をしていく人が多いのではないでしょうか。
私もそう思い込んで仕事を頑張っていた時期がありました。
出世することで、自分の存在価値や承認欲求が満たされ、さらにお給料も上がっていくと思っていたからです。
しかし、現実は甘くありませんでした。
出世しても、新たなフィールドで新たな競合達と新たな戦いが始まることに気が付きました。そして、期待していたお給料もスズメの涙程度しか昇給せず、絶望しました。
そんな絶望の中で私が感じたことは、
- 出世のためにやりたくない仕事をやらなければいけないのか
- 出世のためにたくさん仕事を抱えなければいけないのか
- 出世のために残業をたくさんしなければいけないのか
- 出世のために自分の意志とは関係なく上司に媚を売り続けなければいけないのか
- この会社で出世しても一歩会社の外に出れば評価委されず、井の中の蛙になるだけではないか
- 出世しても給料はほとんど変わらないのに、出世を望む必要があるのか
私が出世を諦めた理由は、「正直出世だけを目標にしていても、自分自身の幸せな未来が描けない」ということに気づいたからです。
出世を諦めた今、人生がとっても楽になり、楽しくなりました。
この記事では、出世を諦めると人生が楽になる理由をご紹介します。
目次
- 出世する意味と価値
- 出世を諦めると人生が楽になる理由
- 出世を諦めた人がするべきこと
- まとめ
出世する意味と価値
なぜ出世したいと思うのか、考えたことはありますか？
出世するメリット
- 給料が上がる
- 周りから認められていると感じることができる
- 自分の指示で動く部下を持つことができる
- 自分の影響範囲が広くなり、より大きな仕事をすることができる
こういったことが挙げられます。
しかし、現実は甘くありません。
出世後に待っている現実
- 給料は微々たる昇給のみ
- 認められていると感じられるのは、出世したばかりのときだけ
- 言うことを聞かない部下、扱いづらい部下の教育
- 責任範囲が広くなり、問題が起きると責任を追及され尻拭いの日々
こういったことが普通です。
今まで必死で頑張ってきたけれども、余計頑張り続けなければいけない環境に置かれるんです。
私（年収600万円）は、そんな上司（年収800万円）を見て上司になりたいか、、、と言われたら答えは必然と出てきました。
出世を諦めると人生が楽になる理由
出世を諦めたときは、相当の覚悟が必要になりました。
「出世＝正義」
「出世＝自分の価値」
と思い込んでいたので、自分は価値が無くなってしまうのではないかと不安にも駆られました。
しかし、出世を諦めてから私は、肩の荷が下り、行くのが嫌だった仕事も少し楽になりました。
具体的に紹介していきます。
出世を諦めると人生が楽になる理由①; 嫌な仕事はしなくていい
出世を諦める最大のメリットは、嫌な仕事を断れるようになることです。
誰にだってやりたくない仕事があります。
ただ、出世したいと思っていたり、出世に未練があると、
「やりたくない仕事もやらないと出世できない」
と思い込んでしまうため、依頼された仕事を全てこなそうとしてしまいます。
そして、誰もやりたくない仕事をやらされるのです。
しかし、出世を諦めるとそういったことは気にしなくてよくなり、依頼された仕事を断ることができるようになります。
例えば、
- ○○で手がいっぱいだから他の人にお願いしてほしい
- 自分よりも経験の少ない○○のほうが良い経験になると思う
などと、それっぽい理由を付けて断ることができるようになり、自分は嫌な仕事をしなくてよくなります。
出世を諦めると人生が楽になる理由②; 早く帰宅できる
出世を気にしていると、「早く帰る＝仕事をしていない」と思われ、上司から評価を下げられるのではないかと思い込んでしまいます。
特に古い体質の会社は、「残業している＝仕事を頑張っている」と評価されがちです。
しかし、出世を諦めると、上司の評価を気にすることがなくなり、会社に残る必要がなくなります。
出世を諦めると人生が楽になる理由③; 全国転勤しなくていい
出世を諦めると、会社からの転勤命令に従う必要もなくなります。
私の会社では、転勤ありの社員、転勤なしの社員で分けられており、転勤ありの社員である場合は、転勤なしの社員に変更すれば、転勤はなくなります。
出世を諦め、今の地域で生活していきたいのであれば、転勤なし社員にすぐに変更してくださいね。
もちろん、転勤なし社員になった場合、出世はしにくくなります。
これは、いろいろなところで経験を積めなくなるので、転勤していろいろなところを経験した社員より相対的に経験値が下がるからです。
もし、このような制度の会社で働いている場合、転勤ありの社員のまま、転勤を命令されてしまった場合、基本的には辞める選択肢しかないのでご注意ください。
そもそも社員全員が転勤ありの社員であれば、転勤を断ることも可能です。
ただし、転勤を断るということは、会社の命令を受け入れないということになるので、会社からは忠誠心がないと判断されそこから出世しにくくなります。
ただ、転勤しないで今の住み慣れた地域で、今の職場、環境で働き続けることができるというのは、大きなメリットですよね。
出世を諦めると人生が楽になる理由④; 社内政治の争いに参加しなくていい
出世を諦めると、出世を狙うライバルと社内政治争いもする必要が無くなります。
出世欲が強いライバルは、手柄を横取りしたり、「私の手柄だ」と主張してきたりします。
これに対して争う必要が無くなります。
さらに、ガチガチのライバル視をしてきたり、マウンティングをしてくる輩も居て、精神的に疲れますが、出世を諦めると広い心で対応できるようになります。
また、社内政治に参加すると必ず「勝ち」「負け」が決まります。
勝った人は、出世というご褒美が待っているのかもしれませんが、ご褒美すらない可能性だってあります。
どんなに会社や上司に尽くしてもそれが負け戦では意味がありません。
出世を狙っても負け戦をしていたら、出世できませんからね。
出世を諦めた人がするべきこと
出世を諦めた人は、上司や会社から「扱いづらい人」と認定されます。
嫌な仕事は平気で断る・周りが残業している中早く帰る・転勤を断る社員はどう見たって扱いづらいですよね。
上司や会社はこの「扱いづらい人」を排除する権限を持っていたりします。
具体的には、
- 今までの業務と全く関係ない部署に異動させる
- 希望退職に手を挙げてもらうよう促す
- 仕事を無くす
最後の「仕事を無くす」はパワハラに値しますが、こういったことを上司は巧妙にやり始めたりします。
そんな中で、あなたがするべきことは
- 自分にしかできない仕事を見つける
- いつでも転職できるようにしておく
このどちらかを行っていくことをオススメします。
出世を諦めた人がするべきこと①; 自分にしかできない仕事を見つける
特殊なスキルや知識が必要で、その仕事をできる人が社内に少ない場合、会社や上司はあなたを重宝せざるを得ません。
例えば、
- 資格を持っていないとできない仕事に就く
- ITの会社ではないけど、システム開発ができる
などです。
誰でもできる仕事は、あなたの存在価値が薄れるため、会社や上司は重宝してくれません。
しかし、あなたにしかできない仕事・代わりが効かない仕事であれば、会社や上司は簡単に異動させたり、退職に追い込んだりすることができません。
こういった仕事に就いている人は強いです。
こういった仕事に就いていない方は、このような仕事を探し必要であれば資格を取ったり、スキルを磨いて社内での地位を確立してみてください。
出世を諦めた人がするべきこと②; いつでも転職できるようにしておく
会社や上司は誰でも代わりが効く仕事に就いているあなたを異動させたり、退職に追い込んでいくことが可能です。
そのため、いつ退職となってもいいように、転職できる準備を進めておくことが必要です。
具体的には、転職エージェントに登録してみて、求人を見てみたり、実際に転職活動をしてみて実際に転職するときの練習をしておく、自分の市場価値を把握しておくことができるなど、いろいろなメリットがあります。
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まとめ
いかがだったでしょうか。出世を諦めると自分の意志で自分の時間や仕事が選べるようになり、人生が楽になったり、自分の人生を自分で歩んでいくことができる満足感を得ることができます。「出世が全て」の時代は、もう時代遅れなのかもしれませんね。自分の人生を自分の意志で歩んで行ってくださいね。
参考; 出世を諦めた人の末路
