こんにちは、Ayamiです。
今回は、今後衰退していく企業に現れる兆候について紹介していきます。
今後衰退していくのに、40年にも渡る会社人生の中で安定してその会社・企業で勤めていくことは可能なのか、不安になりますよね。
会社や企業は、何かの事業を行っていますがそれぞれの事業でライフサイクルが決まっています。
そのライフサイクルってどういったものがあるのか、その中で、今後衰退していく会社・企業はどんな特徴があるのか紹介していきます。
時代の変化ごとに成長する企業や衰退していく会社・企業はあります。
もし自分が今後衰退していく企業に勤めている場合、仕事や会社・企業のシフトチェンジを行っていかなくてはいけません。
この記事では、今後衰退していく会社・企業の特徴を紹介し、今後のキャリアプランの参考になればと思っています。
企業や事業にはライフサイクルがある
私が勤めている会社は、様々な事業を行っている某業界の最大手企業になります。
様々な事業の中で、勢いがあり成長している事業もあれば、勢いを無くし頭打ちになってきている事業もあります。
なぜ事業によって勢いがあり成長している事業もあれば、頭打ちになり伸び悩んでいる事業があるのかについて説明していきます。
企業・事業のライフサイクル
- 導入期
- 成長期
- 成熟期
- 衰退期
それぞれ解説していきます。
導入期
導入期は人材に投資をしたり、設備、商品開発などに投資を行い、売上を上げていく体制を構築する時期です。
売上は上がっていきますが、それ以上に投資を行っていくため利益としては赤字になります。
成長期
導入期で投資した設備・人材などを使い、売上をどんどん伸ばしていく時期です。
導入期に比べ投資も少額になるため、売上が上がると同時に利益も伸びていきます。
成熟期
成熟期では売り上げがピークになります。
利益率は徐々に落ちていきますが、会社のキャッシュが成長期の途中から貯まっていきます。
衰退期
そして、衰退期では売り上げも利益もだんだん落ちていきます。
感覚としては、「数字が伸びない・伸び悩んでいるな~」という感じです。
今後衰退していく会社・企業の特徴
衰退期に入り、今後衰退していく会社・企業にはどのような特徴があるのでしょうか?
会社や企業が衰退期に入った際に現れる特徴を紹介していきます。
今後衰退していく会社・企業の特徴
- 1つの事業の過去の光栄にすがっている
- 経験・実績のある社員が離反していく
- 経営陣を特別扱いしている
- お客様を無碍(むげ)に扱う
- 挨拶・理念の浸透・時間厳守など基本的なことができなくなる
- 内部留保により無駄な経費を使ってしまう
それぞれ解説していきます。
今後衰退していく会社・企業の特徴①; 1つの事業の過去の光栄にすがっている
これは、私の会社でも起きています。
30年前に発売された商品がヒットし、今でもわが社の主力商品扱いです。
主力商品・ヒット商品を持っていると、人間は「これが半永久的に続いていくんだな~」と思い、胡坐をかいた状態になってしまいます。
しかし、半永久的に売れ続ける商品やサービスなんてありません。
こういうことを直視せず、過去の光栄にすがっている会社は衰退期していく会社・企業の一つの特徴です。
今後衰退していく会社・企業の特徴②; 経験・実績のある社員が離反していく
会社がビジョンや理念を社員全員にしっかりと見せて、成長や拡大の方針を見せないと、経験やノウハウを持つ「会社にとって資産」的な社員がどんどん抜けていきます。
優秀な人材が抜けていってしまうと、その中で事業や会社を回していかなくてはいけませんが、優秀な人材と同じレベルで同じクオリティで一つの仕事を行えなくなってきてしまいます。
優秀な人材に見切られるというのは、衰退期に入った会社・企業に見られる代表的な特徴でもあります。
今後衰退していく会社・企業の特徴③; 経営陣を特別扱いしている
経営陣がお金を使い放題、朝出社しない、なんて会社を見たことありませんか?
毎晩飲みまくって、会社に来るのは月に1回とかもザラなんてことも…。
経営陣が神格化されてしまって、現場の人間が面と向かって本音が言えない、なんて状況の会社・企業は間違いなく衰退していきます。
今後衰退していく会社・企業の特徴④; お客様を無碍(むげ)に扱う
驕りが出てきて、「自分たちは売ってやってるんだ!」「あぁ、あの客は取引が少ないから取引が無くなってもいいや」という感じでお客様を無碍に扱ったり、判断したりする会社・企業は、間違いなく衰退していきます。
たしかに、顧客対応により取引額などでランク付けを行うこともあると思います。
しかし、それと無碍に扱うこととは全く違います。
しかし、一旦商品が売れた経験を持つと、お客様が居なかった頃を忘れて、お客様への対応が雑になったり、無碍に扱う、といった態度がお客様にも出てしまいます。
こういう会社は、悪い噂が立ちお客様が離反していきます。
今後衰退していく会社・企業の特徴⑤; 挨拶・理念の浸透・時間厳守など基本的なことができなくなる
社員の挨拶に元気がない、理念を浸透させる上で行っている社訓の読み上げに飽き飽きしている…時間厳守もできていない、社員に活力がない、そんな会社は言うまでもなく衰退していきます。
今後衰退していく会社・企業の特徴⑥; 内部留保により無駄な経費を使ってしまう
節税のために保険に無駄にお金を使ってしまう…そんなことはありませんか?
税金は確かに企業からすると、重い負担がのしかかってきます。
しかし、節税目的でお金をかけるのは良いものの、無駄に使ってしまっていては意味がありません。
無駄な支出を減らして、新しい事業を1つ、2つ作っていくチャレンジをしない会社・企業は衰退していきます。
今後成長していく業界や企業の特徴は?
いつまでも衰退していく企業に居続けても会社と共に骨を埋める覚悟があれば良いのですが、人間誰しも「自分だけは助かりたい」という感情を持っているのではないでしょうか。
今後成長していく業界や企業の特徴を紹介していきます。
今後成長していく業界
- IT業界
- インターネット広告業界
- エンタメ業界
- 建設業界
- 医療業界
- 化学業界
- 介護福祉業界
- 人材派遣業界
- 農業業界
- 食品業界
今後成長していく企業の特徴
- 会社での人間関係はドライ
- 実力主義
- 残業は仕事が残った場合のみ
以上の特徴がある比較的新しく若い体質の企業をお勧めします。
今後、転職を検討していきたいと考えている方は、比較的新しく若い体質の企業への転職を検討してみてください。
古い体質の企業だと、新卒からずっとその会社に居る社員で年長者が多く、仲間意識が強いため、新入社員が可愛がられる傾向があり、中途や第二新卒で入社した場合、新卒として扱われず、「後輩」という感覚が上手く定着せず、新卒のときより明らかに可愛がられません。
それは仕方ないことですが、古い体質の企業には、中途社員や第二新卒の社員があまりいないことが多く、途中で入ってきた人はやりづらくなる傾向があります。
逆に新しい体質の企業だと、中途採用で入社した社員が多く、変な仲間意識がないため会社全体に中立的な雰囲気があります。
企業・業界の体質が古いのか、新しいのかはかなり重要な要素なので、中途採用や第二新卒で自分に合う企業を選びたいと思っている人は、業界ごとの体質は理解しておいた方が良いです。
今後衰退する会社・企業から抜け出すために…まずは転職エージェントで情報収集を!
まず、転職エージェントに相談し、情報収集をすることをオススメします。
転職エージェントに登録し、相談することで転職市場の動向や自分の市場価値が客観的に評価してもらえます。
さらに転職エージェントは転職市場のプロ集団にも関わらず、相談やサポート体制が充実しているのが特徴で、しかも完全無料で相談したり、サポートをしてくれます。
こういったサービスを使わない手はないですよね。
転職エージェントを活用するメリット
- 自分に合った企業を紹介してくれる
- 転職サイトに載っていない情報をたくさん持っている
- 選考・転職活動のアドバイスをしてくれる
- 応募先企業とスケジュール調整をしてくれる
転職エージェントに登録したから絶対転職しなければいけないというのもありません。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
会社・企業の事業はいずれ衰退していきます。
その中で、新しい方向性を見いだし、方向転換を行ってきたことで現代も生き残っている会社は数多くあります。
衰退期に入った企業でも、時代の流れに合わせて衰退していく企業と、方向転換を行い何とか生き残っていく会社・企業もありますが、上手く方向転換できた企業は少数で、ほとんどが徐々に衰退し、最悪倒産します。
その前に、自分の会社が衰退期に入っているのか見極め、徐々に転職を視野に入れ、情報収集を行っていってみてください。
参考; ヤバイ会社に漂う職場の雰囲気