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20代30代女性に捧げる; あなたの給料が少ない理由3選 ~会社編~

20代30代女性に捧げる; あなたの給料が少ない理由3選 ~会社編~

こんにちは、Ayamiです。 前回は、20代30代女性に捧げる; あなたの給料が少ない理由 ~社会の仕組み編~をご紹介しました。

今回は、その”~会社編~”をお伝えします。

現在、私の年収は約550万円で、だいたい手取り400万円で20代30代の平均年収より少し高めです。

20代女性の平均年収は、だいたい319万円、30代女性で375万円です。 女性の年齢別年収を知りたい方は、こちらを参照してみてください。

そんな会社で働いている私が見えてきた給料が決まる構造について説明するとともに、あなたの給料が少ない理由を説明します。

あなたの給料が少ない理由①; 平均年収の低い業界にいる

会社が給料を決めるとき、

  • 市場の動向
  • 同業界の動向
  • 他の会社の動向

この2つの動向を見て決めます。

市場の動向は、今後今の会社やその業界の売上や利益は増えていくのか、減っていくのかを見ています。日本は、一度給料を上げてしまったら下げにくいという風潮があります。なので、売上も利益も伸びていかないのに社員に支払う給料を上げられるのか?慎重に決定しています。

ここで判断ミスをしてしまうと、給料の高い社員を抱えることになるので10年後20年後市場が下がってきてしまった場合、人件費が圧迫し最悪倒産してしまうといったことが起こりえるからです。

次に同業界の動向は、同じ業界内の会社も自分の会社と同様に市場の動向を見ていますし、同じ業界内で、給料に大きな差が出てしまうと優秀な人材を奪われてしまい、存続の危機に陥る可能性があるからです。同じ業界ですと、やっている仕事はほぼ同じでスキルもあるので転職しやすいし、会社からも即戦力として受け入れられやすいです。

そして、他の会社の動向ですが、これはある大手企業に当てはまることなんですが、毎年3月ごろに”トヨタの来年のベースアップは○○円になった”とニュースをやっていたりしますが、そういった他の会社の動向も見て決めています。大手企業には、労組がきちんとあって、会社側と労組側でベースアップやボーナスの金額を交渉する場があるんですが、その交渉の場で労組側から引き合いに出されるからです。

こういった観点からみると、市場が伸びている業界で、業界の平均年収も高く、大手企業であると給料が多くなりやすいです。

反対に、市場が伸びていなくて、業界の平均年収が低く、中小企業だと給料が少なくなりがちです。

あなたの給料が少ない理由②; 評価されていない

まあ、これは、、、、、って感じですよね。

最近は、積極的に女性を管理職に起用する企業も増えてきましたが、毅然男性の管理職・上司が大半を占めています。

私の会社は、ダイバーシティを推進しており、国?から表彰も受けている企業で、私の仕事は様々な部署の管理職の方と打ち合わせをする機会がすごく多い部署なんですが、出会った管理職の方は、ほぼ男性で、私の今までの上司もすべて男性です。

また、世間では、パワハラ・セクハラなど○○ハラスメントの禁止が囁かれています。私の会社でも、なにかあったら内部通報ができたりSpeak upできますし、部下とコミュニケーションをとるときのマニュアルまで完備されていたりします。

男性の上司も女性のあなたとコミュニケーションをとるときは、すごく気を付けていてパワハラ・セクハラと感じられてしまうのではないか不安に思っています。

また、最近まで日本の企業は完全に男社会だったので、男性上司は女性部下の扱うのも慣れていません。

そうした背景から、男性部下・女性部下の2人がいた場合、扱いやすいのは断然男性部下で、どうしても扱いやすい方に仕事を振ってしまうのが人間です。

その結果、どんどん男性部下の方がいろいろな経験をし、スキルが身に付き出世していくんです。

こういった理由から、結果的にあなたは評価されないといった事態になってしまいます。

あなたの給料が少ない理由③; 残業が少ない

最近では、働き方改革により残業規制が厳しくなってきていますが、、、、、

残業をほぼしていなかったら給料は少ないです。

実際、残業ってとても効率よく稼げます。

残業代の計算は、”基本給の時給換算×1.3”です。

私は、残業代を時給換算すると2,300円/hrで、毎日1hrの残業で約5万円/月稼げます。そこらへんのアルバイトに比べ倍くらい時給が高いです。これってすごくおいしいですよね。

また、高度経済成長の時は、超長時間残業の時代で、残業当たり前で給料設計がされていたのも事実です。

私の会社の先輩(45歳くらい)のおじさまは、”残業代がないと生活できない給料形態になっていた”と教えてくれました。

そういった昔の給料形態のまま今も見直しされておらず、残業が少ないのであれば給料も少ないです。

あなたの給料が少ない理由④; 高卒で入社している

中卒・高卒・大卒とそれぞれ同じ会社に入った場合、基本給はもちろん入社時の年齢も違うのでそれぞれで違くなります。

入社時の基本給は、中卒<高卒<大卒の順です。

高校を卒業して18歳で会社に入った4年目の基本給と、大学を卒業して22歳で会社に入った1年目の基本給を比べると、同じ年齢なのに大学を卒業して会社に入った1年目の方が基本給は高いです。

この基本給が問題で、基本給はボーナス・昇給額にも影響をしてくるので、同じ年齢で差がついてしまっていると、今後この差は徐々に大きくなります。

高卒の人の方が出世が早かったら、大卒を追い抜かせると思う方もいますが、出世のハードルは、高卒の人の方が高いです。

高卒の人が入社したら、管理職まで5回昇格(出世)が必要になるとすると、大卒の人は3回昇格したら管理職になれるという、そもそも管理職になれるまでのステップが高卒の人の方が多いです。それだけたくさん昇格をしなければいけないのでハードルは高くなります。

そのため、高卒の人の方が給料は少なくなります。

まとめ

いかがだったでしょうか。目からウロコの内容もあったかもしれませんが、あなたの能力・仕事の頑張りよりも、その周りの状況に踊らされて給料が決まってしまうのは事実です。

給料を上げるには、転職して給料が高い業界に行くのが1番です。

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