こう考えている方も多いはず…。
これまでやってきた仕事をガラリと変えて、違う職種に就きたいと考えている方も多いはず。


こういった疑問もあると思います。
しかし、実際求人を見てみると「未経験OK」の求人がたくさんあることに気づかされます。
確かに、未経験OKな求人は、全体の求人数に比べると少ないです。
しかし、調べていくと、結構未経験OKな求人って見つけることができるんですよね。


こういう風に思っている方、考えが甘いかもしれないです。
実は、未経験OKで転職した場合、本当に辛い・しんどいのは、転職後なんです。
こんな方におすすめ
- 未経験OKな会社に転職しようと考えている
- キャリアチェンジをしたい
- これまでの業務経験と全く別の職種に就きたいと考えている
未経験の職種にキャリアチェンジ!未経験OKの求人はどれくらい?


新卒で会社に入った後、最初の配属先で自分の最初のキャリアが決まるといっても過言ではありません。
内定の段階で、職種が決まっている職種採用を行っている会社もありますが、まだまだ少ないのが現状です。
そのため、ほとんどの会社は、総合職として内定を出し、入社後の配属先を会社が決めます。
そして、その配属先から、自分のキャリアがスタートします。
自分で仕事を選ぶのではなく、基本的に会社が自分のキャリアを決めます。
しかし、その配属先が自分に合っていない部署だった場合ややりたい仕事・職種に就けなかった場合も多いです。
そんな時ふと考え始めるのが、仕事を変えるキャリアチェンジの可能性ですよね。


キャリアチェンジをするには、転職して、今と違う仕事に就くことです。


答えは、未経験で雇ってもらえる会社はあります!!
主要な転職サイトで調べてみました。
Doda:求人数63,868件、未経験OK求人3,165件
リクナビ:求人数45,469件、未経験OK求人9,818件
マイナビ:求人数12,321件、未経験OK求人7,446件
※非公開求人除く
転職サイトによって、異なりますが、未経験OK求人が数千件規模であることがわかりますね。
ここから、職種や勤務地など条件を絞っていくので、この求人数よりかは減ってしまいますが、実際、これだけ未経験OKな求人があります。
そのため、未経験の職種で転職することは、勤める会社を変えて職種は変えない転職よりも難易度は、上がりますが、全然可能であることがわかります。


ただ、これだけ未経験OKな求人が多いということは、企業も業務経験重視というより、人物重視で採用したいという表われでもあります。
そのため、これからキャリアチェンジをしたいと考えている方も、全然チャンスがあり、キャリアチェンジは全然可能です。
未経験の職種にキャリアチェンジ!注意することは?


やっぱり、キャリアチェンジは、新しい環境で新しい職場、新しい仕事を行うので、慣れるまでが結構つらい・しんどいことが多いです。
新しい環境・仕事に合わず、すぐにまた仕事を辞めてしまう方も後を絶ちません。


ここからは、キャリアチェンジに成功し、未経験で新しい仕事に就いた後によく起こりがちなことを紹介していきます。
その①:企業側が採用を急いでいる表われかも…
企業側は、できれば業務経験がある方を採用したいのが本音です。
業務経験があれば、教育や研修の手間を省くことができるからです。
そして、なにより、入社後すぐに即戦力として業務を遂行してもらえるからです。
それにも関わらず、なぜ未経験OKで求人を募集しているかというと…
未経験OKな求人にすることで、応募者側からすると応募するハードルが下がります。
未経験でも、採用される可能性があるので、応募しやすくなりますよね。
それを見越して企業側も未経験OKな求人としています。
では、なぜ、企業側も応募者の応募ハードルを下げるのか…
それは、企業側が採用を急いでいるからかもしれません。
企業側が採用を急ぐ理由
- 人材不足で猫の手でも借りたいくらいの気持ちである
- 採用にかかるコストを抑えたい
このような理由があります。
良い人材を取ろうとすると、手間とコストはどうしてもかかってしまいます。
しかし、良い人材うんぬんよりもとにかく人手が欲しい、コストを抑えたいという気持ちの表われかもしれません。
もし、猫の手でも借りたいほどの人材不足であれば、入社後、まともに研修や教育を受けることができず、平易な簡単な作業や雑務ばかり行うことになる可能性も…。
その②:実は誰にでもできる仕事かも…
働いたことがある人の多くは、理解しているかもしれませんが、仕事をしている中で自分にしかできない・スキルがないと仕事ができない業務ってどれくらいありますか?
プログラマーやエンジニアの方は、ほとんどスキルが無いと仕事ができない業務ばかりかもしれませんが、、、それ以外の業務は…??
実際、仕事の中で自分にしかできない業務や特別なスキルや知識が必要な業務ってほとんどありませんよね?
ほとんどの仕事が、調整や雑務、事務作業みたいな感じになっていませんか?
一応経験者が良いけど、実際ほとんどの仕事が調整や雑務、事務作業である場合は、未経験OKな求人で採用しようと考えている企業も多いです。
いわゆる、誰にでもできる仕事ですね。
私の経験上、特別なスキルが必要になる業務って、本当にごく一部でした。
求人には、仕事内容を記載しなければいけません。
仕事内容には、部署全体が行っている仕事だったり、書面に書くと難しい業務のように感じるけど、実はとても簡単な仕事ってたくさんあるんです。
私の仕事だって、書面に書くとかなり難しい仕事です。
私の仕事
売上1兆3千万円の会社のCEO直下のプロジェクト遂行・社内コンサル部門にて、アサインされたプロジェクトにおいて、特定の一定領域に責任を持ちプロジェクトを進めていくプロジェクト アソシエイトの仕事です。
こう書かれると、すごい仕事をしているなと感じませんか?
実際、やっていることは簡単で、プロジェクトを進めるために、資料を作成して、ステークホルダーに説明・合意形成を行っていくことです。
外から見ると、すごく見えることも、内では、大したことない…そんな仕事ばかりです。
そのため、蓋を開けてみたら、誰でもできる仕事だった…ということが頻繁に起こります。


その③:未経験のまま現場に放り出されるかも…
中途採用の場合、基本的には即戦力を求めているので、教育や研修がきちんと整備されていない会社も多いです。
そのため、未経験で入社したのは、いいものの…
必要な教育を受けないまま現場に放り出されることもあります。
右も左もわからない状態で、毎日怒られっぱなしなんてことも…。
こういう状態になってしまったら、しんどいですよね。
教育担当というか、面倒見の良い先輩がいると助かりますが、それも結局運なので、なんとも言えないですよね。
一緒に働いている周りの人たちは、すでにその仕事に必要な知識や技術を持っているので、自分だけこの仕事仕来たりやスキルを持っていない…という状況になります。
結構、この状況はしんどいですし、辛いです。
私は、社内公募で会社組織の末端にある工場から、CEO直下の社内コンサル・プロジェクト推進部門に異動しています。
この時も、始めは辛かったです。
文化が違うといいますか、人種が違うと言いますが…。
肉体労働系で体育会系・ノリ重視から、一変、頭の良い論理的な考え・合理的な考えを持った仕事に変わったので、かなり精神的にしんどかったです。
日本語を話しているのに、会話がかみ合わなかったり、何をやっても上手く行かなかったり…。
工場での仕事の仕方が身に付いてしまっており、それを新しい部署に合わせて変えるというのがしんどかったです。
また、知識や経験も全く異なっている人達といきなり仕事をすることになったので、わからないことだらけで、自分だけ周りに付いていけない…そんな状態が半年~1年くらい続きます。
あと、やっぱりそういう状態だと馴染めないですね…。
このときは、さすがにしんどかったですし、辛かったです。
未経験の職種にキャリアチェンジ!後悔しないために、あなたにできること
誰でも、なるべく嫌な想いってしたくないですよね。
これまで、後悔するかもしれない理由について紹介してきましたが、ここでこのまま諦めてしまってはもったいないです。
もちろん、環境を変えるといろいろなストレスがかかります。
それは、人間の本能なので、しょうがないです。
そんなストレスから逃げていても、自分の歩みたい人生を歩めないですよ。
もちろん、わざわざ辛い・後悔するような環境を選べということを言いたいのでは、ありません。
あなたの対応によって、後悔するリスクを下げることができます。
その①:仕事内容の理解を深める
仕事内容には、ざっくりとした内容しか書かれていないことが多いです。
仕事内容の欄を見て、仕事をブレイクダウンしていくことが大切です。
例えば、”プロジェクトの一定領域に責任を持ちプロジェクトを促進する”と記載されていた場合、
プロジェクト:
様々な人たちと協議しながら協力して進める仕事
一定領域に責任を持つ:
様々な立場・置かれた立場の違う人たちの意見を吸い上げたり、意見をまとめ、誰もが納得できるような形で合意し、実際に実行する仕事
このように解釈出来たら、かなり仕事の内容の理解を深めることができます。
仕事内容に書かれていることを、イメージし、実際に自分の経験と当てはめ、具体的にどんなことをするのか理解を深める方法です。
これをすることによって、仕事内容への理解が深まり、面接の時に仕事内容のイメージが企業側と合っているか確認することもできます。
その②:企業の研修制度を確認する
入社後、どんな教育や研修があるのか、確認するのも良いです。
ただし、中途採用で教育が整っている会社はほとんどありません。
実際、3日間くらい簡単な座学を受けて、その後、OJTで学んでいくというのが普通です。
ここには、あまり期待しないほうがいいです。
その③:就きたい職種の基礎知識を学んでから未経験OKの求人に応募する
仕事のことをなにも知らないまま未経験で入社してしまうと、まずは雑務・事務処理から…となってしまいます。
こうなってしまうと、新しい人(自分の後輩)ができるまで永遠と雑務・事務処理をさせられます。
自分が就きたい職種で入社したのに、これでは本末転倒ですよね。
そうならないために、自分が就きたいと考えている仕事の基礎知識を学んでから就職するというのも手です。
この場合だと、未経験ではありながら、独学で勉強していたと面接の時にアピールすることもできるので一石二鳥です。
今では、転職エージェントのサポートの一環で学ぶことができたり、就職と直結しているスクールもあります。
転職エージェントのサポートやスクールは、プログラミングとかエンジニア系が多いです。
例えば、、、、
GEEKJOBです。
GEEKJOBは、未経験からプログラマーを目指している方におすすめです。
GEEK JOBは、「学びかた」を改革し、自ら学び、自らサービスを創り出す人を増やすという、事業ミッションを掲げており、第二新卒/フリーターに向けた、無料のプログラミング学習&就職支援サービスです。
参加者の71.6%はパソコン初心者からスタートしていますが、転職成功率は95.1%という実績がある転職エージェントです。
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もちろん、就きたい仕事に関連する資格を取得するのも良いです。
例えば、オンラインスクール・資格取得講座で関連する資格を取ってみるという方法です。
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オンスク.JPの特徴
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資格講座ラインナップ(例)
- 社会保険労務士
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- 日商簿記3級
- ITパスポート
- 秘書検定2級・3級
- サービス接遇検定準1級・2級
- 登録販売者
- 販売士3級
- 衛生管理者
- 危険物乙4
- マンションマエストロ検定
- 気象予報士
- 色彩検定2級
- 色彩検定3級
- HSK3級
- HSK2級
- アロマテラピー検定1級・2級
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気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
キャリアチェンジ転職をするのは難しいと言われている一方で、未経験OKな求人も少なからずそれなりにあることがわかったと思います。
しかし、未経験OKだからと言ってそれに甘えて入社してしまうと、辛い想いをする羽目になったり、後悔するかもしれません。
実際に、辛い想い・後悔した人は、すぐにまた転職してしまうということも…。
それでは、本末転倒になってしまうので、キャリアチェンジをする際は、特に慎重になって就職先・転職先を選んでくださいね。
また、就きたい仕事について事前に勉強しておくことも重要です。
参考; 転職活動の進め方とポイント
参考; 転職が成功する人の特徴