キャリア

キャリアアップするためにすべきこと

こんにちは、Ayamiです。

今回は、キャリアアップするためにすべきこと・ポイントについて紹介します。

1つの会社で長く定年まで勤め上げる時代は終わり、現在は複数の会社での経験を通じて「キャリアアップ」をしていくことが普通の時代になりました。

今までは入社してから年功序列で昇格していき、管理職になり60歳の定年を迎えたら第二の人生が待っていましたが、終身雇用の崩壊がすでに始まっています。

これからの時代は自分でキャリアを築いていく必要がありますが、自分のキャリアを自分で設計して実現することはそう簡単なことではありません。

キャリアアップを目指して転職活動をしたものの、結局キャリアアップに繋がらなかったり、転職後給料が下がってしまった方も多いです。

この記事では、「キャリアアップ」を行っていくためにあなたがするべきこと・ポイントを紹介しています。

目次

  • そもそもキャリアアップとは…
  • キャリアアップのためにやるべき3つこと
  • キャリアアップの失敗例
  • まとめ

そもそもキャリアアップとは…

「キャリア」とは、「職務経験」や「経歴」という意味なので、「キャリアアップ」とは現在の職務よりも高度な職務経験を積むことです。

例えば、これまである部門のメンバーとして業務をしていた方がチームリーダーとなりチームをマネジメントする立場になったり、契約社員だった人が働きを認められて正社員になることです。

「キャリアアップ」を考える上で重要なことは、そのキャリアが社外でも通じる「市場価値のあるもの」だということです。

例えば、リーダー経験、マネジメント経験、仕組みを作った経験など、転職市場でもキャリアとして高く評価されます。

しかし、社内で職位が上がったとしても、それにより新しい能力が身に付いたり、高いスキルを身に付けた人という評価を得られなければキャリアアップと言えません。

よくスキルアップと混合してしまいがちですが、スキルアップは、「技能」「能力」をアップすることです。

スキルアップは、「技能」「能力」がアップするものの必ずしも高い職位や経験をしている訳ではありません。

例えば、同じ業務を何年も繰り返して行ってきたため、作業時間が最初よりも半分の時間で完了するようになった場合は、スキルアップとなり、キャリアアップにはなりません。

「キャリアアップ」と「スキルアップ」には「客観的に見たときに、あなたの市場価値を上げるか」という点で大きな違いがあります。

「スキルアップ」は他者と差別化を行うためのものもあるため、自分がキャリアアップにつなげたいと思ってやっていることが、実は市場的には評価されない単なるスキルアップにしかならないという場合があります。

キャリアアップのためにやるべき3つこと

転職によって効果的にキャリアアップしていくたえにどのような準備が必要なのか、わからない方も多いと思います。

キャリアアップのために事前にやるべきこと

  1. 自分のキャリアプランを描く
  2. 転職先の企業・業界をリサーチする
  3. キャリアアップに必要な実績・成果を作る

それぞれ解説していきます。

キャリアアップのためにやるべき3つこと①; 自分のキャリアプランを描く

まずは自分のキャリアプランをしっかり立てることです。

ゴールを決めてから道順を逆算して決めていかないと、キャリアの途中で迷子になります。

例えば、10年後に部長になるという目標を立てたとします。

そのためには、10年後部長になるためにどんな能力を身に着けていかなければいけないのか、今の自分に足りていない能力を洗い出します。

必要な能力が洗い出せたら、5年後時点でどんな能力を身に付けていなければいけないのか、どのタイミングで部長の下位層である課長を目指さなくてはいけないのか、どんな実績を作っておかなければいけないのかということが考えられます。

また5年後そうなっているためには、3年後にはどのレベルまで到達していなければいけないのか、そのためには今年ここまでやらないと…という風にどんどんキャリアアップのための行動を細分化して設定していきます。

キャリアプランを明確にする過程で、思い描くキャリアプランが現在の会社では実現できない場合には、転職を含め検討しなければいけません。

キャリアアップのためにやるべき3つこと②; 転職先の企業・業界をリサーチする

キャリアプランを描くことができたら、自分のキャリアプランを実現できる企業を探しましょう。

具体的には転職サイトの情報や企業の公式サイトを見ることで、企業の組織体制や業務内容を確認することができます。

このリサーチでは、企業をリサーチするだけでなく、業界や競合企業の情報も同時に集めて検討することをオススメします。

当然のことですが、成長している市場や業界にある企業は成長しやすく、チャンスも多い傾向にあり、あなたのキャリアにとって有利に働く可能性が高くなります。

反対に業界全体が縮小傾向にあったり、強力な競合が出現したなどの状況にある場合には、転職が成功しても期待したキャリアを歩むことができない可能性があります。

先のことはわかりませんが、その企業と業界を取り巻く環境や状況は確認しておいた方が良いです。

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キャリアアップのためにやるべき3つこと③; キャリアアップに必要な実績・成果を作る

具体的なキャリアプランが描け、転職先のリサーチが出来て新しいキャリを歩み出せそうなら、さっそく応募などのアクションを起こすのもいいです。

しかし、転職について調べたり、自身のキャリアについて考え調べていく中で、自分に足りない経験や身に付けておくべきスキルが見えてくることもあります。

その場合は、転職の前に、自分が置かれている環境・状況の中でその経験やスキルが身に付けられないか考えてみてください。

マネジメント経験や問題解決能力、アイデアを出して売上をアップした・コストを削減したなどの実績は、転職しなくても今の環境で経験できる可能性があります。

キャリアアップの失敗例

キャリアアップの転職を実現した後に、「失敗してしまった」というよくある失敗例を紹介します。

キャリアアップの失敗例

    • 労働条件・労働環境が予想以上に過酷だった
  • 市場の縮小によりすぐにリストラ
  • 昇進の道がなかった
  • 実力と経験を超える業務を任され失敗が多く、会社に居づらくなり結局退職した

キャリアアップを考えて転職するのであれば、直近で給料が上がることを目的に転職するのではなく、そこでの経験が自分のキャリアプランに合致しており、そこで十分な経験やキャリアアップを望めるのか検討する必要があります。

まとめ

いかがだったでしょうか。今までは会社に自分のキャリアを委ねていた時代から自分でキャリアを設計し、歩んでいく必要がある時代になりました。いつまでも今の会社に固着していても会社が倒産してしまったら露頭に迷ってしまうことだってあります。今から自分のキャリアを設計しそれに伴ってキャリアアップを実現していってくださいね。

参考; キャリアプランを考えていない人がヤバイ理由

参考; 上司とは…上司の役割や必要なスキル