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私が転職活動を始めたきっかけ・理由6選 ~会社編~

こんにちは、Ayamiです。

今回は、私が転職活動を始めたきっかけ・理由を紹介します。

私は、新卒で売上1兆3千億円、従業員数1万3千人くらいの住宅メーカーに入社をしましたが、入社4年目くらいで転職活動を始めました。

最終的には、入社6年目のとき社内公募で社内転職をしましたが、なぜ転職活動をはじめたのか、そのきっかけ・理由をまとめることで、どうゆう状態になったら転職を視野に入れて活動した方がよいのかを考えるきっかけになればと思います。

転職活動を始めたきっかけ・理由①; 代表取締役社長(CEO)が3年スパンで変わる

私の会社は、もともと多数の会社が合併して大きくなった会社で、入社8年目の今までで代表取締役社長(CEO)が3回も変わっています。

代表取締役社長(CEO)が変わるたびに会社の方向性が変わるので中・長期的なスパンでビジネスを十分に検討・対応できてないのが実情でその場しのぎの施策ばかりになってしまっていました。

ビジネス方向性が社長の変更とともに変更され、継続的に安定して施策の実行がされないため会社として不安定であり、これから厳しくなる環境で会社が勝ち残るのは難しいのではないかと不安を覚えました。

また、大企業なので末端まで会社の体質を変えるのに時間がかかってしまうことを考慮すると継続的に一貫した方針・方向性を貫きビジネス展開をしていかなくてはいけないですが、その場しのぎの施策ばかり行う体質が定着してしまっていることにも危機感も覚えました。

転職活動を始めたきっかけ・理由②; 希望退職が頻繁にされる

最近では、会社が黒字でも希望退職が実施される企業が多いですがこれはマレなパターンで、主に会社の存続が危うくコストカットを目的として実施されています。

その希望退職が、私の会社は私が入社してから3回実施されています。

すごい頻度ですよね。この状態では今後太刀打ちできないという会社の想いと先手を打った施策であることは間違いないですが、希望退職を実施したからといって経営が安定するということもなく、逆に優秀な人材が居なくなり経営が不安定になるリスクもあります。

そのリスクも承知の上会社は希望退職を実施するので、この実施頻度は会社の経営状態を表していると考えています。

転職活動を始めたきっかけ・理由③; 会社が大きくなった経緯が現代では通用しない(存続のためには大きな方向転換が必要)

私の会社が大きくなった経緯は、先ほども記載したように会社が合併して大きくなりました。それに加え、商品のラインナップを他社よりも多く揃えることで、お客様は一回の発注で全ての商品が揃うことにメリットを感じていただけていたので私の会社で選んでいただけていました。

しかし、商品のラインナップが豊富な故に、利益が取れない商品も多く、一括で商品が売れるからかろうじて利益が取れていましたが、市場が縮小傾向になりお客様もコストダウンに注力する傾向になってからは、コスト重視で一括発注ではなく商品ごとに発注する会社を変えるといったことなされました。私の会社は一括発注で利益を取っていたので、他社にない商品のみを発注されてしまうと利益が取れない商品ばかりが売れてしまい、売れば売るほど赤字という形になっていきました。

今後も日本の市場は縮小するため、利益が取れない商品を廃番にする・値上げをするといったことが必要になりますが、お客様からするとデメリットになるため、そのデメリットを許容してまで私の会社をわざわざ選んでくれるのか疑問が残ります。

それよりも、そういった商品を買わない方向にシフトしていくのではないかと考えています。

実際、大手のお客様はわざわざそういった商品を買わない方向で徐々にシフトしていました。

転職活動を始めたきっかけ・理由④; 画期的な新商品がない

私の会社では、新商品が半年に1回発売されるものの、30年前に発売された商品が今もトップランナーとして売れています。

もちろん、新商品は30年前に発売された商品よりも性能・機能・デザインは良いもののどうしても値段は高くなってしまいます。

この値段がネックでお客様は軒並み購入しなくなってしまい、値段が安い30年前の商品を購入し続け、今もトップランナーとして健在してしまうのです。

お客様の心に刺さる・少し高くても購入しようという商品の魅力が希薄です。

転職活動を始めたきっかけ・理由⑤; 他社の商品の方が優れている

私の会社の商品は、競合他社と商品自体に大きな差や違いはありませんが、競合他社と同じような商品を比べた際、競合他社の方が圧倒的にコストダウンされていました。

肌感覚ですが、競合他社よりも1.3倍くらいは製造コストがかかっているのではないかなと思えました。

具体的には、部品点数が少ない・商品の肉厚が薄い・加工点数が少ないなどです。

部品点数や加工点数を極力減らし、商品の肉厚を薄くすることで製造コストを極力抑えるような商品設計であると感じましたし、私の会社はかなり競合他社に比べ遅れを取っているということを理解しました。

転職活動を始めたきっかけ・理由⑥; 技術力がない

先ほど製造コストが競合他社は極力抑えられていると記載しましたが、こういったことができるのは、競合他社に技術力があるからです。

技術があり、さらに商品開発・設計から製造工程まで一貫したモノづくりをする仕組みがきちんと構築されているがゆえにこういったことが可能になっていると感じました。

逆に、私の会社は商品設計・製造工程は切り離されていて、設計された商品の製造方法は全く別の部署で検討されているのが実情です。

また、製造工程もこれだけ技術が進歩し自動化が進んだ現代でも50年前とほぼ同じ方法で製造されています。いうならば、ほとんどが人の手作業で商品が作られています。

会社説明会で、わが社の強みは技術力と言っていましたが、なんでも外注しているわが社のどこにそんな技術力があるのか今でも疑問です。

まとめ

いかがだったでしょうか。自分が居る会社が経営方針・会社の強みが危ぶまれることは、転職活動を始めるきっかけ・理由にも繋がっていきます。会社の存続が危ぶまれると自然と自分にも影響をおぼしてくるので、転職活動を始めるまではいかなくても転職を視野に入れておくことはとても重要です。

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