転職したい・キャリアアップしたいと考えている方って多いと思います。
転職を成功させるために、キャリアアップをするために資格が必要と考えている方、、、もしかしたら、その考え間違っていますよ。
やみくもに資格を取るのは、単なる時間の無駄になる可能性が高いです。
資格を取得しようと考えている方は、「なぜ資格を取るのか」ということをきちんと考えてから資格を取りましょう。
こんな人におすすめ
- 転職・キャリアアップしたいと考えている
- これまでの経歴・業務経験に自信がない
- 資格を取れば、自分に自信が付くと思っている
- どんな資格を取ろうか迷っている・考えている
意味のある資格・価値のある資格とは…
取得する意味のある資格・取得する価値のある仕事とは、どんな資格なのでしょうか?
意味のある資格・価値のある資格とは、どういった資格なのか、解説していきます。
その①:業務に従事するために必要になる資格
1つ目は、業務に従事するために必要になる資格です。
言い換えると、資格を持っていないとその業務に従事できない資格のことです。
なぜなら、業務に就くために必ず必要になる資格だからです。
業務に就くために必要になる資格…と言われてしまうと、あまり良くわからないかもしれません。
具体例を挙げて解説していきます。
例えば、保育士や看護師、弁護士、会計士などがわかりやすい例になります。
こういった仕事をしている人は、必ず資格を持っています。
保育士、看護師、弁護士、会計士の資格を必ず持っています。
この資格を持っていなくては、保育士や看護師、弁護士、会計士として、仕事ができません。
逆に、保育士や看護師、弁護士、会計士になるためには、その資格を取得しないと、その業務に就くことはできません。
このように、資格を持っていないとその業務・仕事に就けない場合は、意味のある・価値のある資格となります。
そもそも、その資格を持っていないとその業務・仕事に就けないからです。
その業務に就きたいから、資格を取ることは、意味のある・価値のある資格になります。
その②:会社のルールにより、管理職など特定のポジションに就くために必ず必要になる資格
2つ目は、会社によってルールは異なりますが、管理職など特定のポジションに就くために必ず必要な資格です。
なぜなら、特定のポジションに就くために、必要な資格だからです。
逆に言うと、資格がなければ、特定のポジションに就けません。
私の会社では、総務課長になるためには、第一種衛生管理者を持っていないと、どんなに仕事ができる人であっても、総務課長・GLになることはできません。
逆に、第一種衛生管理者を持っていると、総務課長・GLになれるということです。
もちろん、第一種衛生管理者を持っていれば、誰でも総務課長・GLになれるわけではありませんが、持っていないとそもそも総務課長・GLになれません。
昇格・出世によって、総務課長・GLになることができるけど、第一種衛生管理者を持っていないがために、総務課長代理・GL代理という肩書になってしまったり、資格が取れたら、総務課長・GLに昇格という形になりがちです。
最近、ニュースなどで話題になっていたのは、TOEICの点数が600点以上・750点以上でなければ、管理職になれない、管理職の昇格試験を受けられないというルールを持っている会社もあります。
このように、特定のポジションに就くために必要になる資格である場合は、意味のある・価値のある資格になります。
そもそも、その資格がないとそのポジションに就けないですからね。
もちろん、こういったルールは会社によって異なります。
今の会社で、出世・キャリアアップを目指している方は、一度特定のポジションになるために必要な資格を調べてみてくださいね。
その③:これまで行ってきた業務の業務知識・能力を証明するために資格を取る
3つ目は、これまで行ってきた業務の業務経験・能力を証明するために取る資格です。
なぜなら、業務経験+資格で客観的に証明でき、説得力が増すからです。
業務経験だけでは、偏った知識だったり、一部の知識のみしか持っていないリスクがあります。
しかし、業務経験+関連する資格を持っていると、その業務に関する知識・能力は、資格を持っていることでその業務で必要な知識は網羅されています。
さらに業務経験によって、実務もこなせると客観的に判断することができます。
そのため、業務に直結する資格や関連する資格を取得することは、業務経験+資格で、客観的に証明することができるので、意味のある・価値のある資格になります。
無意味・無価値な資格とは…
無意味・無価値な資格とは、どんな資格なんでしょうか?
無意味・無価値になりやすい資格の特徴を紹介していきます。
無意味・無価値な資格
- 誰でも取れる
- 実務経験が伴わなければ使えない
それぞれ解説していきます。
無意味・無価値な資格その①:誰でも取れる
資格とは、多かれ少なかれ「独占性」を有するものです。
誰でも取れる資格=独占性を有さない
と言うことです。
資格で独占性を有するものは、3つに分類できます。
資格の分類
- 従事できる(業務独占資格)
- 肩書を名乗れる(名称独占資格)
- 法律上の必置資格者として計上される(設置義務資格)
上記の分類のどれにも当てはまらない資格は、正直誰にでも取れる資格で、無意味・無価値な資格と言えます。


誰でも取れる資格は、価値が低いですよね。。。
こういった資格は、独占性に欠けます。
そうすると、資格を取得することの旨味が乏しく、無駄になってしまいます。
無意味・無価値な資格その②:実務経験が伴わなければ使えない
「資格=その仕事ができる」という訳では、ありません。
あくまでも、資格は知識があるということを証明するためもの…。
業務独占資格以外は、資格を持っていることよりも実務経験を重視されることが多いです。
業務独占資格も、実務経験を問われることが多いですが…。
企業では、資格=知識があるという証明という立ち位置のもので、資格=仕事ができるとは、限らないと認識しています。
企業が考える仕事ができる=問題なく業務を遂行できること
です。
業務を遂行できるかどうかわからない(業務経験がない)けど、資格を持っている人と実務経験はあるけど、資格を持っていない人を比べると、どっちが問題なく業務を遂行してくれそうですか?
答えは、もちろん実務経験があるけど、資格がない人ですよね。
実務経験がある=問題なく業務を遂行してきた
ということだからです。
資格を持っていても実務経験が必要になりますし、実務経験が重視されます。
そのため、実務経験が伴わない資格は、無意味・無価値になりやすいのです。


【経験談】無意味な資格を取得してきた話


私は、新卒で入社して今入社8年目の今年30歳です。
新卒で配属されたのは、工場でしたが、やっている業務は、工場の損益管理・予算管理など、いわゆる管理会計と呼ばれる業務でした。
この工場で働いている時に取得した資格は、
- 危険物乙種
- 電気工事士
- 電気主任技術者3種
と、工事・工場管理系の資格を取得してきました。


これからわかる通り、業務と取っている資格が完全にミスマッチです。
なぜこの資格を取ろうとしていたかというと、、、
「大学の時、電気系の学科におり、電気を学んでいたから!!」
ただそれだけの理由です。
ただそれだけの理由で、電気関係の資格を多く取っていました。
業務にも慣れてきた入社3,4年目の頃、自分の業務に飽き飽きした私は、
「転職しよう!!」と考え始めました。
そして、転職エージェントに登録して、転職活動を始めました。
転職活動では、
- 持っている資格を活かせる仕事(実務経験なし)
- これまで実務経験として行ってきた業務に近い仕事(資格なし)
この2つの仕事に絞り、転職活動をしていました。
どちらも、3~4社くらいずつ受けていたんですが、、、
結果は、、、、
これまで実務経験として行ってきた業務に近い仕事で受けていた企業から内定を2社もらいました。


この結果は、まさに、実務経験の方が企業として大事にしているということです。


無知だった私は、資格の力を過信していたんです。。。
資格<<<<実務経験
これがモノを言う世界だと、理解した瞬間でした。
結局、これまで取った資格は無意味・無価値だったということです。
むやみやたらに、自分のプライドと自分に自信を付けるために頑張った資格取得、、、。
この努力は、完全に水の泡でした。
もちろん、実務経験が全てではないですが、
実務経験がある方が、中途採用されやすいということです。
さらに、面接で面接官から「会計の資格は持っていないの?」とまで聞かれました。
結局、「実務経験+その業務に関する資格」これが最強だということです。
皆さんは、私みたいな過ちは犯さないでくださいね。。。
さらに言うと、これから資格を取得しようと意気込んでいる方、実務経験に関する資格を取得することを強くおすすめします!!
キャリアチェンジのために、まず資格を取得しようと考えている方、ただ資格を取得しただけでは、その後茨道が待っているかもしれないです。。。
以上、私の経験談でした。。。
ちなみにその後はというと、結局転職せず、社内公募にて、社内コンサル・プロジェクトを推進する部署に異動して、現在もそこで働いています。。。
結局、資格や実務経験なんて、また全く関係ない所に居ます。。。
これから資格を取ろうと考えている方、その資格を取る目的、その資格で何をアピールしたいのか、よく考えてくださいね。


意味のある資格・価値のある資格を取るために…
資格を取る目的がはっきりとしている方、ここまでこの記事を読んで、「私は大丈夫!!」と思った方は、ここから先の記事を読んでください(‘ω’)
ここからは、私がオススメする資格取得の講座を紹介していきます。
オススメ①:オンスク.JP
おすすめ1つ目は、オンスク.JPです。
オンスク.JPの特徴
- 月額 980円で28講座の資格学習コンテンツが利用可能
- スマホでもPCでも、マルチデバイス対応でどこでも学習が可能
- 資格の学校TACのノウハウが凝縮された充実の講義ムービー
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資格講座ラインナップ(例)
- 社会保険労務士
- 行政書士
- 宅建
- ビジネス実務法務3級
- FP3級
- 証券外務員二種
- 日商簿記3級
- ITパスポート
- 秘書検定2級・3級
- サービス接遇検定準1級・2級
- 登録販売者
- 販売士3級
- 衛生管理者
- 危険物乙4
- マンションマエストロ検定
- 気象予報士
- 色彩検定2級
- 色彩検定3級
- HSK3級
- HSK2級
- アロマテラピー検定1級・2級
- 世界遺産検定3級
- 夜景検定2級・3級
- 数学検定3級
- きもの文化検定5・4級
- 誰でも簡単!ボールペン字講座
- ワインソムリエ講座
コストを抑えつつ、勉強したいと考えている方には、おすすめのサービスです。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
オススメ②:WOMOREウーモア
2つ目は、キャリアアップしたい・転職したい!!と考えている女性に人気の資格を揃えているWOMOREウーモアです。
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まとめ
転職・キャリアアップのために資格取得を考えている方は、多いと思いますが、
資格を取得する目的を明確に持たないと、一生懸命勉強しても、無意味・無価値のものになってしまいます。
自分のこれまでのキャリア・今後のキャリアを考えた上で、取得する資格を検討してみてくださいね。
参考; 20代30代女性向け; キャリア戦略のための資格取得
参考; 女性が転職を決めるきっかけ・理由