こんにちは、Ayamiです。
今回は部下の育成で大切なことについて紹介します。
社会人になって、はじめは先輩や上司の背中を見ながら必死に仕事をしてきて、仕事にも慣れてきた5年目くらいになると、仕事の後輩や初めて部下を持つという方も多いと思います。
上司になったあなたは、「部下を育成する」義務が生じます。
あなたのチームで成果を継続してあげていくためには、部下の育成が必須です。
しかし、部下の育成に関して、「どうやって育成していけばいいの?」という疑問が生じることもあります。
この記事では、具体的に部下を育成するために重要なポイントをまとめています。
部下の育成に悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
目次
- 部下を育成するために上司がしなければいけないこと
- 部下を持つ上司の心構え
- 部下の育成で重要なポイント
- まとめ
部下を育成するために上司がしなければいけないこと
まず部下の育成で上司が必ず行わなければいけないことがあります。
言い換えると、これが出来ている上司は、部下が持っている潜在的な能力で自然と成長していきます。
それは、「部下に適切な目標を与え続けること」です。
「え、、、それって当たり前のことなんじゃないの?」と思った方も多いと思います。
しかし、これがきちんとできている上司はなかなか居ません。
ここでのポイントは、「適切な目標」です。
この「適切な目標」を部下に設定してあげることがとても難しいんです。
なぜ難しいかと言うと、部下に与える目標は、部下にとって難しすぎても簡単すぎてもダメということです。
部下が少し頑張れば達成できるような目標を与えなければいけません。
与えた目標が難しすぎると、部下は自信を喪失してしまったり、諦めてしまいますし、与えた目標が簡単すぎると、モチベーションが下がってしまったり、仕事がつまらないとやる気を失ってしまったりします。
部下が持っている能力に応じて少し頑張れば達成できるような目標を部下ごとに設定してあげることで、部下は目標達成に向けやりがいを持って仕事に取り組んでくれます。
そして、達成できた時、達成感を感じたり、自信が付いていき、自ずと成長していきます。
もちろん、目標を与えるだけでなくフォローも部下に対して行っていかなければいけないので、それの方法については、後程解説します。
部下を持つ上司の心構え
部下は上司の自分よりももちろん仕事ができません。
自分よりも仕事ができないから、部下になるんです。
そんな部下を持つ上司の心構えについて紹介します。
上司に必要な心構え
- 部下の失敗を受け入れる
- 部下に仕事を任せる姿勢を持つ
- トラブルが起きたときこそ自分の出番だと心得る
- 成果だけでなくプロセスも評価する
- 部下の多様性を受け入れる
こういった心構えが上司には必要です。
部下も部下なりに一生懸命成果をだそうと努力しています。
その努力を最大限引き出し、評価することが上司の役目です。
時には部下が失敗することもありますが、一度の失敗には寛大になってください。
部下が失敗しないということは、それと反対に成長していないということでもあります。
失敗が続くようであれば、与える目標をもう一度検討してみましょう。
上司の中には部下を信用しきれず、仕事を任せているようで細かく進捗確認をしたり、やり方を強要したくなりがちですが、そういった行為も部下の成長を阻害してしまいますので、部下を信用し、仕事を任せてみてくださいね。
部下の育成で重要なポイント
上司にとって部下の育成は部署の目標管理と並ぶ重要な任務です。
部下といっても相手は大人の社会人であり、思い通りに育ってくれるとは限りません。
しかし、部下それぞれが持てる能力を気持ちよく発揮してもらえれば、チームが一丸となって目標達成に向かって進むことができます。
ここでは、部下の育成で重要なポイントを紹介します。
部下の育成で重要なポイント
- コミュニケーションを取り、部下のことをよく理解する
- 褒めるときはしっかり褒め、注意するときはしっかり叱る
それぞれ解説していきます。
部下の育成で重要なポイント①; コミュニケーションを取り、部下のことをよく理解する
相手を理解するためには、「観察する」「対話する」の2つのアプローチが必要です。
対話はコミュニケーションのことで人間関係の構築における基本です。
まずは、部下と良い人間関係を構築することが重要です。
相手のことを知れば知るほど、その人で得意・不得意や好き・嫌い、価値観を理解することができますし、部下が気づいていない隠れた才能などを見つけ出すことができます。
では、具体的にどのようにコミュニケーションを取っていけばよいのでしょうか。
コミュニケーションを取るコツ
コミュニケーションで最も重要なスキルは、傾聴スキルです。
傾聴とは、相手の話に耳を傾け、よく聴いて受け止めることです。
「時間がない」「上司なのだから、アドバイスをしてあげなくては」という気持ちで、部下の話を途中でさえぎったり、せっかく出てきた意見を聞き流して自分の意見を伝えたりしてしまうことはありませんか?
そうすると、部下は「上司に話しても仕方ない」という気持ちになり、コミュニケーションが途切れてしまいます。
まずは、程よく相槌を打ちながら、時々要約したり繰り返したりして、部下の話を受け止めましょう。そのためには、じっくり時間を取る努力も必要になります。
部下の育成で重要なポイント②; 褒めるときはしっかり褒め、注意するときはしっかり叱る
部下は褒められると、「自分を見てくれている」「認められた」と感じることができ、自尊心が満たされます。その結果、仕事に対するモチベーションが上がり、さらに意欲的に仕事を取り組むようになります。一方で、納得のいく理由で叱られれば反省もします。
褒めることと叱ることはとても重要な上司としての役目だと認識してください。
褒める・叱るは、日ごろの働きぶりをよく見ていれば的確なタイミングで行うことが可能で、普段からしっかりとコミュニケーションが取れていることで、その効果も高まります。
具体的にどのように褒める・叱ればよいのでしょうか。
具体的な方法
- 褒めるとき
- 具体的事実を踏まえながら褒める
- 叱るとき
- 事実に対して冷静に指摘する
- 一方的に叱るのではなく、相手の言い分を聞いてから叱る
- 「こうしたらよくなる」というアドバイスを織り込む
- 逃げ道をふさがない
まとめ
いかがだったでしょうか。部下の育成は、チームで目標を達成させるために必ず必要になる上司の役目です。部下の育成がチームを成功へと導くカギにもなります。部下と上手くコミュニケーションを取りながら部下の育成にチャレンジしてみてくださいね。
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